深夜の徘徊シリーズ。さすが飲み屋の多い立川駅周辺は他と比べて遅くまで営業している店が結構ある。おなじみの「松の家」や「一蘭」、油そばの「天下一」に至っては24時間営業と夜の仕事人にはありがたい存在。今回はサクッとおやつ感覚で食べられる「天下一」に行ってきました。
Googleマップの評価は現時点で★3.5とまぁまぁな点数。
高評価👍
- 「安いしおいしかったので、定期的に通います」
- 「オススメのラー油とコショウを少々かけましたが、ラー油が非常にマッチしてました!」
- 「なんと言っても490円という安さであの美味しさはすごいです」
- 「安くてシンプルな油そば。24時間営業なのがありがたい」
低評価👎
- 「店員の精神状態がヤバイ」
- 「接客対応悪すぎ。衛生的にも、問題!」
- 「店員の対応が最悪、対応が悪すぎてご飯が不味くなる」
- 「人工的なインスタントラーメンのような味」
など、味はうまいが接客が❌という意見が多い。
なんとなくどこかでみたような雰囲気。八王子や高幡不動にある「天徳」に似てる。油そばの見た目やシングルの値段も一緒。「油そばの食べ方」は天徳の店内にあるのと同じ。
調べてみると、株式会社天輝という会社が手がけている油そば専門のフランチャイズだった。公式サイトには「油そばのおいしい食べ方」という動画がある。ちなみに撮影場所は八王子ユーロードにある「天徳」のようですね。
わかりやすくまとまってますね。ただ、レポーターのお姉さん、パスタみたいな食べ方しないでもっとズズッと豪快にいってほしい!この動画でほとんど説明されているので記事化する必要はなさそうだけど。
1,000円以上の注文で餃子が無料になるサービス券がもらえます。
券売機で食券を購入。醤油シングルが490円、大盛り(ダブル)700円、特盛(トリプル)が900円となってます。もちろん賞金がもらえる「大食いチャレンジ」もありますよ。
小腹が空いていたのでシングルで。
店内はカウンターのみのこじんまりとした作り。深夜帯なので人は少ないけれど、意外と出入りはありますね。
卓上には油そばには欠かせない酢、ラー油に加えて醤油、コショウ、おろしニンニク。
油そば屋だからなのか、調味料だけじゃなく、店全体が油まみれでべたっとしてる。
目の前には「油そばの食べ方」やトッピングメニューなど。背脂や半熟卵を添えてがっつりジャンキー仕様にしても面白そう。
ほどなくして
「油そばシングル」が出てきた!
\🍜ポン!/
おお!シンプルな見た目。トッピングはチャーシュー、なると、ねぎ、メンマ。全体的にチープでおやつ感は半端ない。ここが油そばの良いところ。
シングル(1玉)だと少なく思うかもしれないけど、これがちょうどいい時もある。好きな人はトリプルでもつるっといけると思いますよ。
麺は太縮れ麺でモチモチとした食感。麺を持ち上げた時の香りがたまらない。
麺の下にあるタレを絡めながら、よくかき混ぜる。タレの香りが湯気とともに立ち上る。麺はだんだんとねっとりしてくる。この作業がまた楽しい。
早速いただきます!
んん!もう慣れ親しんだ味だけど、やっぱりうまい!甘辛い醤油ダレが太麺にねっとり絡みついて、ジャンクへの深淵に引き込まれる。
軽く炙られたチャーシューがまたペラペラでチープ。
適当に食べ勧めたら酢とラー油をまわしかけて、自分好みのカスタマイズを施していく。説明書きには2周とかあるけど、好きにすればいい。酢はかけすぎても、油ダレと麺によって乳化され意外に酸っぱくならない。むしろ醤油の尖が削れてマイルドになる。
また、おろしニンニクを投下すると、さらなるジャンクフードへと変化する。これぞB級グルメ!
メンマもシャキシャキ。
油そばはもはやエンターテイメント。一種のアトラクション、いや油クションなのだ。自分でカスタマイズする喜びがある。天徳や天下一の油そばは割とスタンダードというか、昔からある油そばの味に近いと思いますよ。最近は多様化して、他の味やまぜそばの類もあるけれど、やっぱりワンコインでいただけるチープな感じがいい!
天下一 立川店
〒190-0023 東京都立川市柴崎町 3-4-5